「スパイの妻」評 映画はその軽さによって何もかも許されるのだ!
鑑賞作品:スパイの妻 Wife of a Spy / 黒沢清 Kiyoshi Kurosawa 軽さと重さが同居する感覚が、黒沢清映画独特の感覚だ。 スパイ物、ラブロマンス物、駆け落ち物というジャンルを横断していく軽やかさ。一方、731部隊。戦後日本が抱える永遠の加害性と...
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私たちは映画に対するとき“傍観者”でしかいられないということ。
鑑賞作品:リバティ・ツリー・サーカス Liberty Tree Circus / 藤井アンナAnna Fujii この映画は、ある都会の一室でワインをすすりナチョスを食べながらから外を見る二人の女性の無邪気な視線から始まる。彼女たちの「あそこにある黒い塊は人か?ゴミか?」と...
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許海文 (Hsu Hai-Wen)のつくった「無題 / Untitled」を観た。
鑑賞作品:Untitled / Hsu Hai-Wen 許海文 許海文 (Hsu Hai-Wen)のつくった「無題 / Untitled」を観た。 観た映画の批評を書いてみようと思う。批評を書くために、まず「小学生の読書感想文のはじまり」のような一文から始めよう。映画を観...
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